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2002/9/11(水) 10:18

人を傷つけず生きること

 この題は、ある歌の出だしです。この後にあなたならどんな歌詞を続けますか?「自分はそう生きたい」とか、「それは
 すばらしい生き方」となるでしょうか。
 しかし、この歌の正解はこうです。「それは悲しいことだよね」どうしてでしょう?人を傷つけない生き方が悲しい?

 じゃ、傷つける生き方がすばらしい生き方なのか、なんて不思議なふざけた歌詞だろうかと思いますよね。
 そして次にはこう続きます。「心も触れ合えないままで 恋も夢もないさ」そういう事なんです。人とつながりがある時、傷つけてしまうこと自体は当たり前なのだということが前提になってます。それがない関係というのは、心が触れ合っていない状態、人と人との関係が無いか、ただ表面上の付き合いでしかないんだと言っているのです。
 人は傷つけあいながらも、それを乗り越え、そしてより分かり合っていく、とても辛い事かもしれませんが、そうすることが必要なんだと思います。もちろん傷つけずに人と触れ合う生き方をしたいとは誰も思っていることです。しかし、それは聖人君子といわれる人でも、無理な話だと私は思うのです。
 あなたは傷つきたくない、傷つけたくないと思った時、どうしますか?もう関わりをやめますか?それとも、さらに心に触れ合おうとしますか? あなたは、人を傷つけることが出来ると同時に、分かり合い、傷の痛みを癒す力を持っているはずです。よく思い出してください。そうでは無かったですか?そしてこれからも。

 そして、その歌はこういう歌詞で締めくくられます。「幻じゃないんだよ 二人がここにいることは」
 最後まで読んでくれて、ありがとう。


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