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2003/11/17(月)

・ヤマアラシのジレンマ

ヤマアラシのジレンマ、
たぶん知っている人も多いと思うのですが、一応おさらいをすると、二匹のヤマアラシが寒いので寄り添う。とげが刺さって痛いから離れると今度は寒い。とげが刺さらず寒くない距離を見つけていくという寓話です。メンタル系の掲示板が荒れやすいのはこういうことなのかなあといつも思います。自分を守ろうとする気持ちが相手を刺してしまうのですね。お前が寒いのが嫌なら、まずお前がとげをたたんで痛いのを我慢して、こっちに来いと。こっちは痛いぐらいなら寒い方がいいやっ、てね。両方が思っちゃうんですよ。
(それぞれそういうシチュエーションになるにはパターンがあるはずです。老若男女、どんな性格の人にも関係なくけんかを売る人はそういないと思いますよ)
それは薄いガラスの器がぶつかり合うとひびが入ってしまうことに似ています。相手の気持ちを考えずに攻撃してしまう人も、実はこのとげとガラスの気持ちをどう使って距離をとっていいか試行錯誤している結果なんだと思うのです。それぞれが上手い距離のとり方、クッションのように滑らかに相手に接することが出来るまで、必要ならば私が、立派なクッションにはなれませんが、くしゃっと丸めた古新聞になって、暖められたらクッションになれたらと思っています。皆さんも協力お願いしますね。

 自分を守るために相手を攻撃すると言う方法は、さらに自分が攻撃されるリスクがあります。相手を攻撃すると、相手に自分を攻撃するためのエネルギーをわざわざ与えているようなものです。かといって何も言わずに自分だけが耐えることは、無理があります。自分の意見も相手に伝えて、相手の気持ちも汲み取る。それを同時に考えていくことが大切です。

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